セフティゲージレス®調整器

<Overview> 「断熱圧縮について一般的な流量調整の場合」 大気圧状態のガスを外部に熱が逃げないように圧縮して高圧のガスとすると、ガス自体の温度が上昇します。 この事を断熱圧縮といいます。一般的に、調整器内に高圧の酸素を一気に入れると、同現象により調整器内は高温になります。(14.7℃MPaの酸素を一気に入れると20℃だった調整器内部は954℃に上昇) その際に調整器内部に、粉塵、アルミ粉、油分などが存在すると、発火源、可燃物となり調整器の爆発・発火につながる恐れがあります。 発火に必要な条件:着火源、酸素、可燃物 「断熱圧縮防止機構付セフティゲージレス®調整器の場合」 一般的な調整器は、バルブから酸素が進入すると一気に減圧部に到達します。断熱圧縮防止機構付セフティゲージレス®調整器は調整器の酸素入口に断熱圧縮熱防止装置を装備しているためにバルブから急激に酸素が進入しても、断熱圧縮発生防止機構でいったん酸素を受け、酸素を一気に進入させない構造となっている為、断熱圧縮による熱温を低く抑え、断熱圧縮による爆発・発火の可能性が低くなります。 <Feature> ・二次側調整圧力の目盛りの割り振り角度を大きくし、さらに微調整しやすくなりました。 ・ハンドル側の目盛りを合わせるだけの簡単操作。 ・圧力計を破損させる心配がありません。(現場に最適) |
酸素用 | 最高入口圧力 | 15.0MPa |
使用圧力範囲 | 0.2~0.99MPa | |
流量 | 30Nm3/h (0.8MPa時) | |
アセチレン用 | 最高入口圧力 | 2.5MPa |
使用圧力範囲 | 0.22~0.098MPa | |
流量 | 7Nm3/h (0.05MPa時) |