一般ガス
アルゴン
アルゴンガスは溶接用シールドガス・半導体/液晶の雰囲気ガス等、様々な分野で使用されています。
<特徴>
大気中に0.935%(体積比)存在します。他の希ガスに比べて
アルゴンだけが多量に存在し、得られやすいガスのため、
用途がだんだん広がり、需要が増大しつつある。
<用途>
溶接:シールドガス(溶けた金属を大気から守る)
生活:電球や蛍光灯の封入ガス(フィラメントの寿命を延ばす
ことと、明るさを増すことに効果がある)
半導体・液晶:雰囲気ガスとして高純度シリコンや集積回路の
製造に使用します。
<製造方法>
空気中に0.93%含まれており、酸素の沸点に近いので、
空気液化分離の際にアルゴンの多い留分を粗アルゴンとして
取り出し精製されます。
アルゴン | |
化学式 | Ar |
原子番号 | 18 |
分子量 | 39.95 |
空気との比重 | 1.38 |
密度(液体)(-196℃) | 0.809kg/L |
